オーディオの備忘録と聴いたり読んだり眺めたり、まったり。
1928年米国生まれのジャズミュージシャン、エリック・ドルフィーのライブ盤でVo.1&Vo.2とありますが、どちらも1961年7月16日の録音です。普通2枚組になるのですが、なぜか各々独立したアルバムになっています。
なんかとても散漫な本だなという感じです。2作の物語が1章ずつ交互に繰り返されて進むのですが、単にテルアビブという土地が共有しているだけで、時系列的な関係は不明です。
1922年米国生まれ、モダンジャズのベーシストなのですが、直立猿人を聴いたらジャズを通り超していた。あのベースのリズムを聴いたら忘れようがないほどインパクトがある。
オーディオの面白いところは、古いものでも新しいものでも組合わせてみると意外性があることだと思う。ステレオ録音は1954年から始まり、ちょうどその頃にトランジスタアンプも出始めた。レコードはCDになり、デジタルソースへと変わったけどレコードの需要は未だにあるし、真空管アンプも健在である。スピーカーも100kHzまでも再生するような機材まで出来たけど、DACフィルターは22kHzでカットされるような機能もあるわけで、進歩がそのまま音楽再生の向上なのかというとそうでもないように思える。