オーディオの備忘録と聴いたり読んだり眺めたり、まったり。
1940年中国生まれ、フランスに亡命したフランス国籍の作家。ちょうど亡命したころに発表したのが、この『霊山』という小説で霊山へ向かって旅をするのだけど彷徨っているのは自我なのだろうか、それともそれ自身が霊山なのであろうか…
ひとが生きるというのはこういうことなのだろう。ここにはコミュニティがあり、為すべきこととは有り様をそのまま受け入れ踏み越えてゆく泰然自若とした大地にある者なのだろう。
オペアンプ LT1115のフォノイコライザーを使ってボリュームを上げるとノイズが出るので対策してみた。ぺるけ式フォノイコライザーと切替え式になっている。
2020年江戸川乱歩賞を受賞した物語『わたしが消える』、推理小説と言うよりはミステリーなのかもしれないけど、アラン・ポーの匂いがした。