箱の中の宇宙を読んでみた  アンドリュー・ポンチェン 著 竹内薫 訳

  箱の中とはコンピューターのことで、その中で宇宙をシミュレーションして宇宙の未開に挑んでいる。大きな宇宙が箱の中に…メン・イン・ブラックでペンダントの中に宇宙があったのを想い出した。


知性についてを読んでみた ショーペンハウエル 著 細谷貞雄 訳

  歯に衣着せぬというか、随分と明け透けに書かれているのが面白い。当時においては人気がなかったようで、その反動なのだろうけど哲学書もまた人間ですね。

ピュウを読んでみた  キャサリン・レイシー 著  井上里 訳

  教会の席で眠っていた浮浪者は子供用だけど性別はわからないし名前もわからない。ピュウはという名前を付けられてある家族が面倒を看るところからはじまる。PEWとは信者席ということらしい。


ブラッド・メリディアンを読んでみた コーマック・マッカーシー 著 黒原敏行 訳

  1833年生まれの少年が荒くれ者たちと荒涼とした大地で悪事にまみれながら生と死の狭間をゆれうごめいていく物語り。


『腸と脳』を読んでみた エムラン・メイヤー 著 高橋洋 訳

 副題に体内の会話はいかにあなたの気分や選択や健康を左右するかとあり、緊張するとお腹が痛くなるのには脳と腸に因果関係があるからだそうだ。