『見ること』を読んでみた  ジョゼ・サラマーゴ 著  雨沢泰 訳

  名前を出さず役職や妻とか夫とかで人を表す奇妙な小説です。しかもページには文字がびっしりで改行や段落は僅かですから、とても読み難い。ちなみに邦題は『見ること』だけど直訳すると『明晰さについて』とでてくる。


ビリー・サマーズを読んでみた  スティーブン・キング 著  白石朗 訳

  ビリー・サマーズは殺し屋、一流のスナイパーだ。仕事のために小説家を偽装するのだけど、実際に描き始めてみたら小説家になれる希望を抱く風変わりな物語。


MC Cadenza Red を買ってみた:レビュー

 カートリッジを不注意から壊してしまったので、オルトフォンのMC Candenza Redを買ってみた。発売当時からしたら2倍近い価格になっているので中古を探した。一番古い物だと既に15年も経っていてダンパーの劣化などが心配になるが、オルトフォンのSPU GEはもっと古いのだけど問題なく動作しているので大丈夫だろうと思う。

嘘つきな彼との話  三羽省吾 著

 彼女と彼の話かと思ったら、男同士の友情な話だった。なぜか知らないけど浜田省吾の唄を思い出した。どっちも省吾なんだ…


すべての美しい馬を読んでみた  コーマック・マッカーシー 著 黒原敏行 訳

  読み終えるとジョー・コッカーとジェニファー・ウォーンズのデュエット曲、愛と青春の旅立ちが浮かんできた。少年は青年に旅をした。


思考の穴を読んでみた  アン・ウーキョン 著  花塚恵 訳

  イェール大学集講義とサブタイトルのある思考の穴を読んでみた。心理学者の講義を本にしたもので錯覚というか見誤り易いということなのだろう。思考は心理学だったんですね。