ロリー・ギャラガーを聴く

  1970年前半は有名なロックギタリストに溢れているけれど、ブルースギター弾きとして忘れてはいけないのがロリー・ギャラガーです。ライブでの演奏がつとに有名ですが、この当時のスタジオアルバムも優れている。その中から、HDtracksからでたリマスターした96kHz24bit版を律義に送ってくれる20%OFFクーポンでタトゥーを買ってダウンロードした。



 まず聴いて驚いたのは、こんな綺麗な音だったかしらんというぐらい鮮明でエッヂの利いた音なんです。相当昔なので記憶が定かではないのですが、もっとワイルドで歪んだブルースだったように思うのですが、最近のマスタリングは優れているし、生テープを綺麗に再生できるからでしょうが、リマスターしたハイレゾ版に優れものが多いようです。



 ギャラガーのギターも良いけれど、ヴォーカルもブルースっぽくていいんです。マスタリングも良いから、ヴォーカルとギターリズムセクションのバランスが綺麗でとても聴きやすい。聴きやす過ぎて当時の粗削りの粘っこさが足りないのがちょっと淋しいが、ついついリズムとギターに弾きこまれてリズムをとっていた。買ってよかった。