輪違屋糸里を読んでみた 浅田次郎 著
輪違屋はお座敷に上がる太夫を置いている置屋で1688年創業であり現存している老舗だそうだ。芸妓さんの中で芸を極めたものが太夫で格式が大名に並ぶほどに格式が高く、その一歩手前が天神らしい。糸里は天神で新撰組の内紛と関わりがあった物語り。
ハーレム・シャッフル コルソン・ホワイトヘッド 著 藤井光 訳
ハーレムと聞くと女性に囲まれた浮かれ気分を浮かべるのだけど、これはニューヨークのハーレム地区だった。オランダ人が住み着いてオランダの都市名から付いた名前らしいけど、黒人街としての方が馴染みがある。ハーレムにはアポロシアターがあってジャズを想い起こし、物語りの1960年前後はビバップの時代だ、でも主人公は好きではないらしい。
登録:
投稿 (Atom)