虚数?聞いたことはある、自乗の結果が-1になる数字。√-1でiと記載するのだが、imaginary numberの頭文字、想像上の数字ということらしい。
虚数で連想するのは虚像で逆さまに投影された映像を思い出す。なので実数のさかしまなのだろうと思いたくなる。それにしても身近で使うことはないのでミステリーな数字になってしまう。現物が見えるものは分かりやすい、でもよく考えてみたらマイナスの数字も実物はないよね。無いことを証明するのは難しい、しかもそれは0ではなく、マイナスなのだ。でもマイナスの数字はよく使う。不思議なもんだ。
16世紀に発見されるのだけど、発表した人と発見した人は別人だとか、また想像上の数字と名付けたのはデカルトとか、数字と違うところで面白がってしまう。
x軸とy軸の平面に直線や曲線が描けるのだけど、ここに虚数の軸を追加する説明が載っている。3次元空間はz軸だし、時間軸を入れて4次元なのだけど、虚軸が加わると5次元ではないかしらん?でも5次元とは書かれていない。ミクロの世界と宇宙の世界ではひも理論があり、10次元だとか言ってるのを想うと、やっぱりそのうちの一つだって思ってしまいそう。