アンブローズ・アキンムシーレのオリガミ・ハーベストを聴く

 Origami Harvest AMBROSE AKINMUSIRE


 アンブローズ・アキンムシーレはニューヨークのトランぺッター、2008年にデビューして2018年5作目のアルバム、オリガミ・ハーベストを聴いた。アルバムタイトルのorigamiは折り紙なのだろうか?そうだとすると直訳で折り紙の収穫になる。収録曲に同じタイトルは無いのでアルバム名だけとなる。

 トランペットの現代的な悲しみというか、無調というか抽象画のような音楽に語り口調の話声が挿入されてゆく個所もあって何とも不思議なアルバムです。リズムがうねるということがなく、無機質な空間にほんわりと浮かび上がってしまう、そんな感じです。

 宇宙の空間を回る衛星から夜の大陸を眺めていると大都市の光が点々と拡がりながらもいろいろな輝きをしている風景を思い出すのだけど、そこへ呼びかけられるように声がしてハットする。なんだろうこの音楽の聴こえる空間だけが別の次元に替わってしまう感じがなんとも不思議です。