オーディテクニカ AT-ART9XAを買ってみた

  レコードが最近少しだけリバイバルしているようで嬉しい。CDもなくなってデジタルデータの配信になり、DSD256なんていう情報量の多いデータも難なくネットワークでダウンロードできるようになった。それでもやっぱりレコードっていいなと思うのです。

 わが家にカートリッジは十数本あるのだけど、空芯カートリッジはなく音が聴きたくて空芯タイプのAT-ART9XAを買ったわけです。空芯というのは電線を巻き付ける芯のことで、鉄の材料が多く使われているのですが、それが空というのは鉄ではなく非磁性体の芯を使ったものでMCタイプになります。

大名絵師 写楽を読んでみた  野口 卓 著

  写楽の実像に迫るノンフィクションだと思っていたら、写楽の謎を基にした物語だった。ある意味推理小説で犯人を謎解きするのではなく、謎の絵師の謎を展開している。そう考えると推論小説という新しいジャンルなのかも知れない。



ゲルゲイ・ボガーニのシューマン・ピアノ曲を聴く

 ブラック・フライデーと言うことで25%引きのメールがやってくる。その送り元はNativeDSD.comという名のオランダにある会社で、Channel Classics Recordsという名のレーベルを創設した人が起こした会社です。DSDフォーマットによる音楽ソースを配信している老舗のような存在です。


 どうも割引の案内に弱くって、ついつい買ってしまいます。今回はDSD64にすることで金額を抑えて購入しました。64⇒128で+300円、128⇒256で+600円とデータ容量に比例して上がるところが量り売りみたいで面白いです。

真空管プリアンプが時々ノイズを出すようになった

  Chriskit Mk6というキットで名を馳せたプリアンプを使っているのですが、急にZiiii――と唸って消える不思議なノイズを発するようになってしまった。徐々に音が大きくなって急に消えるし、ボリュームを絞っても一定の音量で左右のスピーカーから出ます。ハイカットやローブーストの切り替えの固いノブをカチカチ回すとノイズが出たり止んだり、パネルを叩いても同様な結果になりました。ハムではないことは確かのようです。