MCトランスを繋いだままMMも聴けるようにパス回路を作り、ロータリースイッチで切り替える方式です。機材を入れ替えているうちに何故かMMカートリッジを聴くとハムが載るようになってしまった。
新しいアンプを買うにあたり、Sonus Faber MinimaFm2を艶っぽく鳴らすことを前提にあれこれと迷った結果、L-550AXⅱにしようと思った。まず機材をおけるスペースからプリメインで高さが190mm以下でないといけないし、古い機材だと修理も考えなければいけない。でも、真空管の方がMinimaFM2には合っているような気もして随分と迷った結果、LuxmanのA級アンプになった。
アナログメーターはあるし、ボリュームはエンコーダーによるステップ切り替えでガリは出ないし、フォノイコライザーはあるし、重量も持てる範囲だし、日本製で保守もきちんとしていて安心感がある。
JALの月刊誌にエッセイを書かれていて、とても洒脱で愉快な文章に狭い座席の中で笑いをこらえながら読んでいた。その時に日本ペンクラブの理事もしているのだと知った。でも本を読んだことはなく家に置かれた一刀斎を何気なく読んでみたら面白い。さすがに 新選組三番隊隊長 斎藤一の歴史小説なだけに愉快ということはないのだけど、洒脱で臨場感あふれる映画を観るかのような文章はJAL月刊誌に書かれていた香りがより強く発せられている。