死んでから俺にはいろんなことがあったを読んでみた リカルド・アドルフォ 著 木下眞穂 訳

 死んでからと題名にはあるけれど、死んだのは誰なんだろう?きっと人ではないのだろう。だって俺はバリバリに生きていて俗世を必死に泳ぎながら爆笑させている。


 異国へ逃亡してきて言葉が話せないようだけど、かみさんは働いているし家も借りられているのだから、なんにも通じないということはないように思うけど、まぁ話せないからいろんなことが起きるわけで、それがネタなのだからツッコミは無しにしよう。
 こういう男にかみさんと子供がいて、しかもよくできた妻なのだ。羨ましいかぎりでタフでもあり行動力もある。こんな相棒がいるからこんなでたらめな発想でも活きていける。どう読んでみてもやっぱりコメディだと思うから、読んで笑いながらもちょっとだけ同情し、でもやっぱりダメ男だろう。しかも犯罪者だから捕まれとも思う。
 いずれにしても人生は気楽に行こうと思わせてくれる。