オーディオの備忘録と聴いたり読んだり眺めたり、まったり。
神様が居る山とは奥多摩 にある御嶽山で、日本武尊を祀る神社で語り継がれた11の小話が鎮座する本を読んだ。
小澤さんがバーンスタインのアシスタントしていたころの話から、音楽への取り組み方や考え方をシンプルに話されていてわかりやすい。
兄妹の物語のうち、妹がステラ・マリスという病院に自ら入院してセラピーを受けた記録の物語。兄の物語は通り過ぎゆく者という題名で同じ時期に発刊されている。
不条理が道理になってゆく様はぬめりがあって生々しい。日本の作家が描いたとは驚嘆するばかりです。
棲んでいる幽霊は18世紀のアイルランドの詩人アイリーン・ドブ・ニコネル、彼女の歴史を追いながら今の生活が混じり合う詩的な散文。
コレラがカリブ海の南米に流行ったころに半世紀に渡る男女三人の恋の物語。
虚数?聞いたことはある、自乗の結果が-1になる数字。√-1でiと記載するのだが、imaginary numberの頭文字、想像上の数字ということらしい。
母が父に願った約束はアパルトヘイトの時代から、ずうっと残り続けてしまう。時代の移り変わりとともに家族もまた変貌してゆく。