確かに道を行く本だ、人生の道でもある。生き残された人々は少なく殺伐とした地上を歩む親子の物語りを読んでみた。
ハーレム・シャッフル コルソン・ホワイトヘッド 著 藤井光 訳
ハーレムと聞くと女性に囲まれた浮かれ気分を浮かべるのだけど、これはニューヨークのハーレム地区だった。オランダ人が住み着いてオランダの都市名から付いた名前らしいけど、黒人街としての方が馴染みがある。ハーレムにはアポロシアターがあってジャズを想い起こし、物語りの1960年前後はビバップの時代だ、でも主人公は好きではないらしい。
『見ること』を読んでみた ジョゼ・サラマーゴ 著 雨沢泰 訳
名前を出さず役職や妻とか夫とかで人を表す奇妙な小説です。しかもページには文字がびっしりで改行や段落は僅かですから、とても読み難い。ちなみに邦題は『見ること』だけど直訳すると『明晰さについて』とでてくる。
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