クラウド・アトラスを読んでみた デイヴィッド・ミッチェル 著 中川千帆 訳

  6編からなる中編を時代に分けて連ねた本。上巻は過去~未来へと流れ、下巻は未来~過去へと流れる配置なので、各中編が上下に分かれる。そのため、上巻の最初の物語りの続きが下巻の最終からとなる。


カートリッジの聴き比べ 17点:レビュー

  1.  オルトフォン SPU GE
    発電方式:MC   針圧:3.5g  出力電圧:0.05mV


     骨格が太くて量感、力感ともに大きくオーケストラの迫力が迫ってくる。それでいて大雑把なところはなく、腰が低く音楽の持つ力強さと繊細さもよく表現される。カートリッジ初期に既に完成された音に驚く。

五月その他の短編  アリ・スミス 著 岸本佐知子 訳

  1962年生まれのスコットランドの作家が書いた12編からなる短編集を読んでみた。表紙の女性は物憂いな表情に見え、それはこの短編集にふさわしい。


青い眼がほしい  トニ・モリスン 著 大社叔子 訳

  1970年に出された米国作家の小説。黒人の少女の願いが題名になっているけど、米国の人種差別も含まれているけど、貧困、無教育、嘲笑、無視、怨嗟、性、神様、混沌の中に生きる。


DACチップのES9038PROとAK4499を聴き比べる:レビュー

  ES9038PROはESテクノロジー、AK4499は旭化成で両社のフラッグシップなDACチップです。それを聴き比べてみたくてTopping DX7proというDACヘッドフォンアンプを買いました。


遠きにありて、ウルは遅れるだろう  ぺ・スア 著 斎藤真理子 訳

  ウルは主人公の名前だけど、遅れてくるわけではない。そこに存在しているのだけど、物語の中に時空がないから、遅れもしないし進みもしないように思える。


ゴドーを待ちながら サミュエル・ベケット著 安藤信也 高橋康也 訳

  アイルランドの作家サミュエルが1952年に発表した戯曲です。ゴドーを待ちながらですから、ゴドーは作品に出てこないのですが、主人公なのでしょう。


ビクターのロングアームUA-7082を使ってみる

  OrtofonのSPUというカートリッジは重いので、取り換えるのにちょっと手間がかかる。そこで、レコードプレーヤーにもう一つトーンアームを付けることにした。そのためにはロングアームでなければいけない。


十二月の十日  ジョージ・ソンダーズ著 岸本佐和子訳

  10編からなる短編集。2019年の作品なので『リンカーンとさまよえる霊魂たち』の翌年に出版されている。すべての作品が翌年に書かれたとは言えないけど、同じ雰囲気を持っていて不安定でざわついた感じになる。


ブロサッム・ディアリーを聴く

  1924年生まれの女性ヴォーカル、ブロサッム・ディアリーのCDがちょっと割引だったので買ってみた。ピアノの弾き語りで歌うスタイルでピアノと歌声のマッチングが心地いい。