エリック・ドルフィーのライブ盤を聴く

  1928年米国生まれのジャズミュージシャン、エリック・ドルフィーのライブ盤でVo.1&Vo.2とありますが、どちらも1961年7月16日の録音です。普通2枚組になるのですが、なぜか各々独立したアルバムになっています。


フォレスト・ダークを読んでみた  ニコール・クラウス 著 広瀬恭子 訳

  なんかとても散漫な本だなという感じです。2作の物語が1章ずつ交互に繰り返されて進むのですが、単にテルアビブという土地が共有しているだけで、時系列的な関係は不明です。



チャールズ・ミンガスを聴く

  1922年米国生まれ、モダンジャズのベーシストなのですが、直立猿人を聴いたらジャズを通り超していた。あのベースのリズムを聴いたら忘れようがないほどインパクトがある。



古いスピーカーに新しい機材を組み合わせてみる

  オーディオの面白いところは、古いものでも新しいものでも組合わせてみると意外性があることだと思う。ステレオ録音は1954年から始まり、ちょうどその頃にトランジスタアンプも出始めた。レコードはCDになり、デジタルソースへと変わったけどレコードの需要は未だにあるし、真空管アンプも健在である。スピーカーも100kHzまでも再生するような機材まで出来たけど、DACフィルターは22kHzでカットされるような機能もあるわけで、進歩がそのまま音楽再生の向上なのかというとそうでもないように思える。


『やっと訪れた春に』を読んでみた   青山文平 著

  江戸中期における時代劇かと思いきや、現代風の推理小説に入るのではないかと思う。文章はシンプルな中に薫る空気感を漂わすことのできる好文で愉しく軽やかです。



家の本を読んでみた  アンドレア・バイヤー二 著 栗原俊英 訳

  かなり驚く本だと思う。なにせ名前が出てこない、だから主人公の名前すらわからない。そして亀の名も書かれない。父とか祖母とか妻で呼称していて、それである意味十分であり、なぜかたまに出てくる亀が妙にひかる。


AI 2041を読んでみた カイフー・リー チェン・チウファン 著 中原尚哉 訳

  AIの進歩により、日常生活がどのように変わっているかを10のテーマに分けてSF風短編小説に描いている。単にAIの技術的変化と効能について述べられるより、身近な生活空間に活きる人の息遣いがリアルなイメージを湧きたててくれる。

 著者は中国のインターネット黎明期にGoogleで活躍した二人で、一人はSF作家に変身しており、文章のテンションと展開の妙はSF小説として読んだだけでも面白い。

 自動運転は残念ながら2041年になってもレベル5に到達していないようで少々以外であった。そうであっても区域的にはレベル5が進むと予想され、道路にセンサーが設置され、交通管制システムが図られるであろう。運送に関わる人たちが多いことを考えると緩やかな移行は労働のミスマッチを緩和してくれることだろう。



MCトランスのパス回路にハムが出る

  MCトランスを繋いだままMMも聴けるようにパス回路を作り、ロータリースイッチで切り替える方式です。機材を入れ替えているうちに何故かMMカートリッジを聴くとハムが載るようになってしまった。



祝宴を読んでみた  温又柔 著

  台湾生まれの日本育ちの作家と同じ環境の家族を描いたお話し、中で家族間の繋がりや、知人隣人の助けなどを柔和な文章が安らぎを作り、核家族になりすぎて血筋の縁故を忘れてしまったことを肌に感ずるこのごろ。


Luxman L-550AXⅡ (AX2) を買ってみた:レビュー

  新しいアンプを買うにあたり、Sonus Faber MinimaFm2を艶っぽく鳴らすことを前提にあれこれと迷った結果、L-550AXⅱにしようと思った。まず機材をおけるスペースからプリメインで高さが190mm以下でないといけないし、古い機材だと修理も考えなければいけない。でも、真空管の方がMinimaFM2には合っているような気もして随分と迷った結果、LuxmanのA級アンプになった。

 アナログメーターはあるし、ボリュームはエンコーダーによるステップ切り替えでガリは出ないし、フォノイコライザーはあるし、重量も持てる範囲だし、日本製で保守もきちんとしていて安心感がある。