ブルースギターのトーンがそこはかとない重さを感じるスティービー・レイボーン&ダブルト・ラブルのデビュー作をDSD64でダウンロードした。
ずっとレコードを買おうと思っていたのですが、高くて競り負けてしまいDSD64の文字に負けて買いました。
レイボーンと言えばあのSRVと貼られたストラトキャスターが、トレードマークになっていて、標準より弦を太くしているようです。それが腰の落ち着いた音に寄与しているのかもしれないですね。
デビューアルバムから馴染みのあるサウンドが繰り広げられた良いアルバムで、トミー・シャノンのベースとクリス・レイトンのドラムが、グルーヴしながらリードギターを浮き輝かせている。
2013年にリマスターしたようでDSD64で聴くとブルースの波が徐々に高くなってゆく様が見える。
こんなに綺麗な音だとR&Bの泥臭さが消えてしまうかと思いきや崇高さが相まって新境地のようだ。
スティービー・レイボーン『Soul to Soul』:レビュー