真っすぐに伸びた葉にかわいらしい紫の花

  開けた空き地が整地されている。500坪はあろうかと思える広さで沿道からは離れているから、お店とは思えないし倉庫にしても入り口になる道幅が狭くて使えそうにない。でもなぜかそこに紫色の草花が残っている。


 綺麗に咲いているので残してくれたのだろうか、閑静な場所に佇んでいてちょと淋しそう。花を観るとあやめのように見えるけど、小さめだから違うのだろう。
 グーグルで画像検索してみると紫つゆ草というらしい。北米原産で英語名をSpidewort、花言葉は『尊敬しているが恋愛ではない』と複雑な表情である。

 由来を読むと青い花の色が聖母マリアの衣服を同じだからとのことですが、聖母は神様のように思えてそもそも恋愛ではないような気もします。
 同じ青色だとフェルメールの青いターバンの少女を想いだし、紫露草と同じように可憐だと思います。