ピーター・バーンスタインのJazz Guitarを聴く

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 ギブソンのフルアコギターを抱えて都会の街に立つアルバムの表紙からしてカッコイイです。フルアコの心地良い音で結構熱く弾いてくれるのが、これまた往年のジャズを思わせるところがあるけれど、それはエッセンスでバーンスタインの音楽だなぁと聴かせてくれる。バーボンをロックではなくハイボールで呑みたい気分になる。


 9曲のうち6曲はバーンスタインのオリジナル、1947年のポピュラーがジャズのスタンダードになったWe’ll Be Together Again、そしてガレスピーとロリンズの曲があり、メンバーのソロパートもいかしてる。

 サリバン・フォートナーの弾くピアノは鮮やかだし、ピーター・ワシントンのベースのうねりに身体は揺れるし、ジョン・ファンズワースのドラミングは熱き時代のジャズの香りが蘇るというわけで、新しい曲と旧い曲が違和感なくつながり現世のジャズが堪能できてうれしい。