器材が増えたのでケーブルの配線替えをする

  Topping D90のDACとCDプレーヤーLHH300を同軸で接続してMINIMA FM2をYAMAHA A2000で鳴らしてみたら、D90の骨格の太い低域や伸びる高域など特性は出ているのだけど、ホーリー・コールの艶やかな声が僅かに端正になってしまう。

 それならば、直接繋げばいいのだけどE-470へ繋いでいるコネクターがXLRのためA2000へは接続できない。これは、E-470のRCA接続がいっぱいだったのでRCAとXLRという変則なケーブルにしてあるからです。

 すぐに変えられそうなケーブルは米軍用の銀メッキ線なのだけど、高音域がキラキラするからMUSES03にしてあるCDへ繫ぐと高音域が強調されそうな気がする。
 仕方がないので、両方のコネクターがRCAケーブルのBELDEN88760をマランツタイプのフォノイコライザから外して、RCA⇒XLRのケーブルをE-470とTopping D90に繋いだ。


 そして、米軍用銀メッキ線MIL-W-16878/4をマランツタイプのフォノイコライザーとE-470の接続に使ったら、カートリッジSPU GE ⇒トランスSTA-6600 ⇒ マランツタイプとつながる音が崩れてしまい、SPU GEの良さが薄くなってしまった。
 ケーブルのみでこんなに変わっていいもんだろうかと思いながら元のBELDEN88760に戻す。



 再考して、Chrikit Mk6とE-470を繋いでいるからBELDEN88760をCDの接続に使い、米軍用銀メッキ線MIL-W-16878/4をChrikit Mk6のTape OutからA2000のTape Inに接続してみた。
 これでヘレン・メリルの'S Wonderfulを聴いてみると艶があってよろしい、この曲はガーシュウィン兄弟の曲だけどいろんな人が唄っていて、より色っぽいダイアナ・クラーク、早口で素っ気なく聴こえるアニタ・オデイと拙宅にも3人の音楽ソースがある。
 さて、次にカーメンマクレエのテイク・ファイヴを掛けてみる。いいね、いいですね、AT33Saのキリっと引き締まった端正な音にMINIMA FM2のソナス・ファベールの艶のある色が載っていて、かなりいけます。
 ChirskitのフォノイコライザーはMcIntoshのC22を模倣しているといわれていて、やっぱりジャズに似合うんですね。組合せでいい所がつながることは少ないのでとても嬉しいです。

備考:
①CD ⇒BELDEN88760 ⇒E-470 or A2000

②SPU GE ⇒Victor ⇒STA-6600(transformer) ⇒
 MOGAMI2534 ⇒PhonoEQ(Marantz#7Type) ⇒
 BELDEN88760 ⇒E-470

③AT33Sa ⇒Victor ⇒T-30(transformer) ⇒
 MOGAMI2534 ⇒Mk6 ⇒MIL-W-16878/4(Type E) 
 ⇒A2000