交差点に立ち止まり、ぼやっと辺りを見回してみると角に花壇が作ってある。どなたが手入れされているのか分からないけど花を見るとなごみますよね。よく見かける花なんですけど名前が出てこない。
花の背丈は30cmぐらいはあるでしょうか。紅や白などの小さな雪洞のうような花が咲いています。逆さまにして見てみると線香花火のように見えます。茎がすっと真っすぐに伸びて、真ん丸い花が放射状のように開いているから小さな打ち上げ花火のようにも見えます。花も暑いのだろうけど萎れた風情は微塵もないようですから、手入れされている方が細目なんでしょうね。そんなことを想っている内に信号が変わりました。また、とぼとぼとうな垂れながら歩を進めます。
家に帰って花の名を調べたら、あっさりと探し当てることができました。そうそう、千日紅ですよ、線香にも似たような名前があったようなことを思い出しました。台風が過ぎれば、この暑さも退いてくれるのでしょうか。大いに期待したいところです。