いぶし銀のロッカー、JJ・ケールを聴く
この#8なるレコードは文字通り8枚目のアルバムです。いぶし銀のようなブルースロックギターに少しだみ声な味わいのある唄声が響き、アメリカの味わいあるロックを聴ける。サウンドはシンプルだけど実に粋でカッコイイ、本人よりもコカインという曲の方が有名ではないかと思う。この曲はエリック・クラプトンがカバーして売れ、クラプトンのサビのあるブルースギターが耳に残る。クラプトンのこういった弾き方はJJ・ケールの影響のように思えて仕方ない。
このアルバムはR&Bとカントリーの融合のような曲調が多く、1983年にリリースされていて、安定感あるギターサウンドに身を包み、ちょっと泥臭くて渋い音を聴けば優しくなれる。