こんなシンプルなロックを聴こうとすると意外に合うカートリッジない、スピーカーも違うような気がする。スタジオ録音なのでミキシングされた音だし、定位よりも音の芯がゴリっと出てきて踊るような音像がいいのだろう。クラシックを聴いていたので引き続きortofonのMC30のまま、Rogers LS3/5aで聴いてみる。ポール・ロジャースの歌声が柔らかで意外と低音がでている。AMPはMcIntoshのC40の20Wなので雰囲気はでるけど歯切れの良さがイマイチなのです。なので、次はPickeringのXUV4500Qというカートリッジで聴いてみる。オリジナルの針はシバタ針なのだけれど、これは新品の代用品。まだ、針のエージングが仕切れていないのかサ行がきつめで全体的にシャリットしている。タイトなロックにはマズマズかなと思う。シバタ針にしたら細かい音や余韻も追てくるように思えるけど、結構高いお値段なのでしばらくはこのD5000針でがんばろうと思います。Pickeringは針の前にあるブラシが特徴で、これがまた中古レコードの掃除にはありがたいし、他のカートリッジにはない光景なので結構楽しんでいる。なんかとってもアメリカンですよね。
録音はiphoneだし、you tubeなので音が間引かれているように聴こえる。でも各々の特徴は出ているようです。もう少し良いマイクがあればなと思案中です。曲名は"Don't Let Me Down"、うんどこかで聞いたような曲名ですね、そうBeatlesの曲にあるのと同じ題名でサビの部分も似ていて可笑しいのだけど別の曲なんです。いろいろな機器で聴いてみるとポール・ロジャースの歌声も変わり面白いです。